そよ風の理念
社会福祉法人 そよ風は、
こころの病を持つ方が、一市民として地域で自分らしく暮らし、自分の人生をかけがえのないものと思えるような生活をおくることを通して、共に考え、共に支えあい、生きていくこころ豊かな社会を創造します。
- こころの病を持つ人が自信や誇りを取り戻し、地域で生き生きと自分らしく暮らせるよう支援します。
- こころの病を持つ人が自分の人生を意味あるものと考え、夢や希望のある人生をおくることを応援します。
- こころの病がある人も、ない人も自然につながり、お互いを尊重し、支えあう地域ネットワークを創ります。
そよ風の支援
こころの病気は誰でもかかる可能性があります。その種類や症状は様々で、長い時間をかけてつきあっていくものもあります。
こころの病気にかかった方々が、地域で安心して生活をおくるためには、病気について正しく理解すること、治療を受けること、必要な時には様々な支援やサービスを活用していただくことが大切です。
そよ風では、精神保健福祉士の国家資格を持つスタッフが、その人らしいライフスタイルを目標に、こころの病を持つ人の生活を支援しています。精神保健福祉分野での高い支援技術がそよ風の強みでもあります。
ロゴに込めたおもい 〜そよ風にたなびくフラッグ〜
そよ風の新しいロゴマークは、そよ風にたなびくフラッグがモチーフになっています。
フラッグは、優しくたなびきながら、そこに凛と立ち、夢・希望・誇り・自信の象徴として、そして自分を 誰かを 応援する応援旗として、私たちの心の中にしっかりと掲げられています。
またフラッグは、夢と希望を持つ人の集まる場所を表す象徴でもあり、私たちはそこで一緒に新しい夢を見るのです。
私たちは、優しくそっと背中を支え、そして後押しする、気持ちのいいそよ風のような存在でありたいと思っています。
一人ひとりが本来持っている素敵なフラッグを、もっと素敵にたなびかせることができますように。そしてその姿が、また次の誰かの心に届きますように。
このロゴマークには、そんな想いが込められています。
デザイナーからのメッセージ
ダブディビ・デザイン 柊 伸江 (そよ風ロゴデザインのデザインコンサルティングを担当)
今回、そよ風の皆さんと一緒にお仕事をさせていただき、そよ風の姿勢、信念、未来に向けてのお話をじっくり聞かせていただき、本当にまっすぐに、真面目に、福祉に向き合っていらっしゃるのだということを強く感じました。新たに作ったロゴは、これまでの福祉のイメージを払拭したいという皆さんの思いがスタートではありましたが、その根底に流れるものこそ、福祉への熱い思いと情熱なんだということを勉強させていただきました。そよ風さんの未来が楽しみです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
岡崎 潤 (そよ風ロゴデザインのグラフィックデザインを担当)
そよ風さんにはとても暖かく優しい空気が流れています。その空気感を一面的に表現するならば、もっと温和なイメージのロゴになっていたかもしれません。ですが、そよ風さんは一貫してシンプルで洗練されたデザインを望まれました。その想いに深く触れていくことで見えてきたのは、法人としての高い志と、目指す方向を高く定めても揺るがない確固たる信念です。
ロゴは、デザイナーが勝手に作り与えられるものではありません。できることは、想いを丁寧に紡ぐことだけ。想いがあって初めて、価値あるカタチが生まれるのです。私は、デザイナーとしてそよ風さんに出会えたことを幸運に思い、一緒に夢見れることを誇りに思います。